EXHIBITION
exhibition

2024/10/28

YOSHIROTTEN SUN gallery exhibition

YOSHIROTTEN SUN gallery exhibition
at Gallery TENCHIJIN

10.30 Wed – 12.2 Mon

10月30日より弊廊Gallery天地人にて、YOSHIROTTEN(ヨシロットン)による〈SUN〉のギャラリー展示を行います。アート作品に加えて関連グッズもございますのでこの機会にぜひお越しくださいませ。

〈SUN〉とは、コロナ禍が始まった2020年初頭に制作された365点のデジタル・イメージに端を発し、インスタレーション、NFT、アルミニウム・プリント、バイナル・レコード、書籍など、多岐にわたる手法とメディアで構成されるアート・プロジェクトです。

コロナ禍に突き付けられた行動の制限を創造性に転換し、YOSHIROTTEN は1日1枚のイメージを1年間に渡り描き続けました。〈SUN〉と名付けられたそのシリーズは、365点の銀色の太陽のイメージで構成されています。自動生成ではなく、デジタルツールを用いた手作業で着彩されており、周囲の色彩を反射するSUNは全てが異なる独特な印象を持っています。タイトルには、1月1日から12月31日までの日付が冠されています。

365点のSUNのデジタル・イメージをアルミニウム版に印刷した作品。 365日分、1点ずつ受注してから制作されるプリント作品になります。

〈 SUN gallery exhibition 販売内容 〉
◾︎ SUN アルミニウム・プリント
◾︎ mini SUN book
◾︎ MICUSRAT SUN MAKUHARI 2023 Tee

※ 作品のご注文・お問い合わせ等は、お名前とご連絡先をご記入の上、メール・Instagramのダイレクトメッセージ(DM)でも承っております。
※ 「SUNアルミニウム」額装についてのご相談もお気軽にお問い合わせくださいませ。
※ mini SUN book、MICUSRAT SUN MAKUHARI 2023 Teeは数に限りがございますのでご了承ください。

YOSHIROTTEN | @yoshirotten

​​1983年、鹿児島県鹿屋市出身。地球・光・色彩などを題材に、自然世界と都市文化、空想科学と精神世界が混じり合う世界観を描くアーティスト。デジタル表現と物質的素材の探究など一見相反するような領域を、平面から立体、映像といった様々なメディウムによる表現を通して横断的に模索しています。主な個展に「FUTURE NATURE」(TOLOT heuristic SHINONOME, 2018年)、「SUN」( 国立競技場・ 大型車駐車場, 2023年)、「Radial Graphics Bio / 拡張するグラフィック」(ギンザ・グラフィック・ギャラリー, 2024年)、その他、国内外での個展やグループ展など。クリエイティブ・スタジオ「YAR」代表。

現在、自身初となる公立美術館での個展「FUTURE NATURE II In Kagoshima」を霧島アートの森で開催中。

◾︎ SUN公式サイト
https://sunproject.ydst.io/
◾︎ SUN Symposium(アーティストによる作品解説)
https://vimeo.com/888589313

photo by Kazuki Miyamae

◾︎ お問い合わせ先

Gallery 天地人( @gallery_tenchijin
Access / 〒899-4203 鹿児島県霧島市霧島大窪418番3
Tel / 099-813-7481
Mail / info@tenchijin-g.jp

2024/10/04

Ota Kiyoo & Kuroda Yasuaki Exhibition

最先端技術3Dプリンターから生み出される新たな彫刻と、草木の色を染料とした織物のアート。およそ100年の歴史を刻む石蔵に、お二人の作品が溶け込みます。

オオタさんは線と線を、黒田さんは糸と糸を。
交差させたり積み上げたり、重ね合う。

オオタさんの作品は伸びる影まで計算され、線と線が重なり合う瞬間が美しい。3Dプリンターだからこそ描ける無限の世界観と、既存のものに囚われない新たな視点を教えてくださります。

そして、鹿児島ともご縁が深い織物。
織物は、わたしたちの言葉や文章が発達するより前の、わたしたちの意思の疎通や事象の記録を担う一つの言語体系でありました。
糸と対話しながらひとつの作品を創りあげる黒田さんの作品は、わたしたちの内側にある光を引き出してくださります。

そんなお二人の作品が並ぶ、石蔵アート空間をどうぞお楽しみください。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

◾︎ Ota Kiyoo & Kuroda Yasuaki Exhibition
Date|2024.10.4 (Fri) - 24 (Mon)

Artist Talk|2024.10.6 (Sun) 13:00 – 14:00

◾︎ Artist

| オオタキヨオ Ota Kiyoo ( @otakiyoo )

秋田県出身
京都大学工芸部建築学科卒
東京大学大学院工学系研究科修了

建築を学んだ後、社会や経済への興味が強くなり、世界を良くしたいとの思いから、建築を離れて米国投資銀行にてストラクチャード・ファイナンス業務に従事。
リーマンショックを身をもって体験し、金融業界において想像力を働かせ必死で積み上げたものは、外部要因によって一瞬で崩れ落ちるもの、いわばハンナ・アーレントが「人間の条件」にて示した労働と仕事の関係における「労働」であり、誰でもできて、消費されるものと実感。
自分の死後もなお永遠に残る作品をつくる「仕事」をしたいと思い、アートを志す。
社会の構造、関係性を作品のテーマとし、鑑賞者が二元論や固定観念にとらわれない新たな気づきを発見することで、世界が良い方向に進めばと願い、制作している。

| 黒田 恭章 Kuroda Yasuaki ( @yasuaki_kuroda )

新潟県出身
武蔵野美術大学大学院造形研究科デザイン専攻工芸工業デザインコース修了

text (文章)の語源がラテン語のtexere(織ること=to weave)であるように、織物は言葉や文章が発達するより前の、私たちの意思の疎通や事象の記録を担う一つの言語体系だった。
そして機織りという行為は自然の糸を0と1のバイナリへと変換する。それは分けられたものを分けられたままに統合するという、対立項を共存させるプロセスでもある。
二元論や二項対立で語られるAとBや、AとBの間で展開される多様性やグラデーション、また全体と部分や地と図のような包合関係にあるもの、、それらは織物の中でAでもBでもあるものとして同時に存在している。それをA」や「B」とするのは、言葉の世界に住む、人間中心王義的な私たちとそのバースペクテイウでしかない。
言葉以前の織物の次元では、AはAでありB、BはBでありAという主体以前の世界があり、原痕跡に溢れていた。織物における糸は常に0であり1、1でありである。
織ることは、自/他、主/従、人為/自然などの二分法に囚われることのない視点と、私たち/世界を互いに互いのうちに織り込み包摂した「私たち=世界」を再提示する。
それは私たちがこの世界に「ある」と同時に、この世界に「なる」ために必要な結節点となる。

2024/08/26

NOT BANKSY EXHIBITION

ロンドンのギャラリーから突如生まれたアーティスト、NOT BANKSY。

彼はストリートアートで世界を席巻したBANKSYのフェイク作品を製作している。
あまりのクオリティの高さに世界中のアートファンからは熱狂的な支持を得ており、
知れば知るほど彼の世界観に引き込まれていく。

そんなNOT BANKSYの作品が、
ここ、霧島神宮駅横に佇む、石蔵を再利用したGallery天地人にて披露される。

NOT BANKSY
2024.8.30 (fri) – 9.30 (mon)

at Gallery Tenchijin