金澤翔子さんの書はとても力強く、それはまるで「生きている」と、多くの人が口を揃える。
これは技術だけの問題ではない。
一つひとつの文字に、線に、墨に、そのすべてに魂が込められている。
ダウン症として生まれた翔子さんは、母・泰子さんとともに5歳から書道を始め、
その後も建長寺、建仁寺、東大寺、伊勢神宮といった著名な神社仏閣で奉納揮毫を実現している。
翔子さんはいつも書き始める前に、なにか祈りのようなものを捧げている。
そして誰よりも、この世界への平和を祈っている。
翔子さんのまわりにいる人たちや翔子さんの住む街はとても穏やかだ。
翔子さんの織り成す世界。
幸せの連鎖とはこういうことなのだろうと思う。
そして翔子さんの心のなかにはいつだって、母・泰子さんがいる。
この記事を書く私にも、年の離れたダウン症の弟がいる。
闇も、光も、恐ろしかっただろう。
それでも光を信じ、ただただ祈り続けてきた。
命の尊さ、愛おしさ、感謝。そして、今を生きるということ。
忘れかけていた大切な記憶を、
文字を通じて私たちの魂に呼びかけている気がする。
翔子さんの文字は、生きている。
翔子さんの文字は、愛そのものだ。
まだまだ伝えたいことはたくさんあるが、
翔子さんの綴る文字を、ぜひ会場でご自身の目で、心で感じていただきたい。
2025年の始まりに金澤翔子さんの展示会を開催することができ、
スタッフ一同、とても幸せに思います。
これは、母と娘が紡いできた、愛の物語。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。
– 命の筆 Brush of Life –
〈 作品のご購入について 〉
● 展示している作品はご購入いただけます。
● 2025年1月10日(金)午前10時30分より販売を開始いたします。
● 作品についてのお問い合わせは、InstagramのDM、またはお電話でも承っております。お気軽にご連絡ください。
Artist|金澤 翔子 Shoko Kanazawa
書家。5歳の時に書家である母・泰子に師事し書を始める。
伊勢神宮や東大寺など神社仏閣の総本山や大本山にて奉納揮毫や個展を開催。
国内有名美術館のほか、 ニューヨークやロンドンなど世界各地で個展や公演を開催し大きな反響を呼ぶ。
ローマ教皇来日の際にはバチカン市国に大作『祈』を寄贈。また、上皇陛下が天 皇御在位中に天皇御製を担当し謹書。
近年では、東京オリンピック公式アートポスター制作や、NHK 大河ドラマ「平清盛」の題字担当、ニューヨーク国連本部での日本代表スピーチなど多岐にわたり活躍している。自身の代表作『共に生きる』 を合言葉に、共生社会の実現に向けた活動にも継続的に取り組んでいる。
| 受賞歴・肩書
文部科学省スペシャルサポート大使
国立青少年教育推進機構アンバサダー
神奈川県「ともに生きる社会かながわ憲章」応援大使
いわき応援大使
楢葉町アンバサダー
東京タワー初代文化大使
2013年 紺綬褒章を受章
■ 公式ホームページ https://k-shoko.org/
■ Instagram https://www.instagram.com/shoko.kanazawa/
金澤翔子 書展「 命の筆 - 金澤翔子の光と軌跡 - 」
開催期間 | 2025 年1 月10 日(金)- 3 月2 日(日)
10時30分 – 17時30分(最終日は16時30分 まで) / 火曜、毎月第1・3水曜 定休
会場 | 〒 899-4203 鹿児島県霧島市霧島大窪418-3
お問い合わせ | info@tenchijin-g.jp