2025/06/02

アートとの距離を考える

アートは、どこか遠くにあるもの。
そう感じたことはありませんか?

都市には美術館があり、展覧会があり、アートとの接点も多くあります。
でも、地方に暮らす中で、アートに出会う機会や「飾る」習慣は、まだまだ少ないのが現実です。

場所、知識、価格、空気感。

アートと暮らしの間には、いくつもの“距離”が横たわっています。
けれど本来、アートは誰の心にも寄り添えるもの。
日々の中に飾り、ふと目を向け、語り合うことができるものです。

今回の展示では、鹿児島を拠点に活動する、
あごぱん、川井田健晃、篠崎理一郎の3名が集い、「アートとの距離」について、それぞれの視点から表現します。

観るだけでなく、身近に置くこと。
語ることで、誰かとつながること。
あなたとアートの距離が少しだけ近づく、そんなきっかけになれば幸いです。

“ アートとの距 離を考える ”
あごぱん 川井田健晃 篠崎理一郎

2025.5.16 fri- 6.9 mon
Artist Talk Live | 2025.5.18 sun start 14:30

入場料:500円(18歳以下無料)
休廊日:毎週火曜、水曜日

ご来場者の皆さまには、展示の記念としてオリジナルステッカーをプレゼント。

Artist | パンダ絵師あごぱん @agopanda

1979年 鹿児島生まれ
2002年 鹿児島大学教育学部 学校教育教員養成課程社会科 卒業
パンダのキャラクターをメインに描くパンダ絵師。
描きたいものは、実はどこか愚かで憎めない、欲深い人間だったりする。
しかし人間で描いてしまうとなんだかすごく生々しい。
そこで、何をやらせても怒られなさそうな「免罪符のような動物」はなんだろうと考え、白黒で究極の「かわいい」を武器にした「パンダ」をモチーフにしようと思いつく。

Artist | 川井田健晃 @takeakikawaida

1980年鹿児島生まれ。
大学卒業後、建築設計に約10年間従事し、その後、箱を最小単位とし生活空間を構成するというコンセプトでクラフトブランドSTACK CONTAINERSを立ち上げた。そこで出る紙の端材や、クラフト仲間から譲り受けた様々な素材を使って表現活動を始める。

Artist | 篠崎理一郎 @reeeeeach0222

1989年鹿児島生まれ。アーティスト・イラストレーター。主に線画やドローイングを軸に制作。
近年は個展やグループショーほか、広告・書籍・CDジャケット・壁画など幅広く手掛ける。